同時押しテストのやり方
キーボードの図をクリックしてから、キーを1つずつ押し、離さずに押したままにしていきます。押しているキーは黒くなり、カウンターが増えます。ほかのキーを押したまま新しいキーが暗いままなら、その組み合わせでの限界に達しています。
次に、実際にゲームで使うキーを試しましょう。ゲームの組み合わせをクリックし、そのキーをすべて同時に押したままにして「合格」が出るのを待ちます。「ブロック」と出たら、落ちたキーの名前が表示されます。キーボードによっては押す順番で結果が変わるので、2、3回試してください。日本語配列(JIS)のキーボードでも、WASDやスペースの位置は同じなので、そのまま試せます。ページを開くと日本語配列の図が表示され、配列とサイズは上で変更できます。
ゴースト、ブロック、ロールオーバー
キーボードの中のキーは、行と列の格子状に配線されています。キーボードはどの行と列がつながったかでキーを判別します。長方形の3つの角にあるキーを押したままにすると、電流がそれらを通って流れ、4つ目の角まで押されたように見えてしまいます。この存在しないキーがゴーストです。
ゴーストを防ぐため、多くのキーボードは確実に読み取れない組み合わせを報告しません。これがブロックで、「アンチゴースト」は実際にはたいていこの意味です。キーをでっち上げるくらいなら、キーを落とすわけです。ゲーミングキーボードはスイッチごとにダイオードを付けて各キーを独立して読み取れるようにしており、ゴーストもブロックも起きません。
ロールオーバーは同時に認識されるキーの数です。2KROなら2キー、6KROなら6キー、NKROならすべてのキーです。メンブレンキーボードや多くのノートPCには決まった数がなく、配線しだいで5キーの組み合わせが効くのに3キーの組み合わせがブロックされることもあります。だからこそ、カウンターの数字よりゲームの組み合わせのほうが大切です。
多くのキーボードが6キーで止まる理由
標準のUSBキーボードのレポート(ブートプロトコル)には、通常キー用の枠が6つと、8つの修飾キー用の1バイトがあります。そのため6KROのキーボードでも、通常キー6つに加えて左右のShift、Ctrl、Alt、Windowsキーを認識できます。このページが通常キーを別に数えているのはそのためです。
NKRO対応のキーボードでも、次の場合は6キーに制限されることがあります。
- NKROの設定がオフになっている。キーボードのソフトや、説明書にあるキーの組み合わせを確認してください。
- Bluetooth接続。多くのBluetoothキーボードは基本的な6キーのレポートを送ります。2.4 GHzのゲーミングレシーバーなら通常は全キーを保てます。
- 基本レポートしか通さないKVM切替器、ドッキングステーション、一部のUSBハブ。パソコンに直接つないで比べてください。
Windows、macOS、LinuxはどれもNKROキーボードに対応しています。ここで見える限界はキーボードと接続方法によるもので、ブラウザのせいではありません。
結果がおかしく見えるとき
- Macで、Commandを押している間にキーが落ちる。 macOSはCommandを押している間、キーを離した情報を送りません。そのためこのページでは、Commandを離したときに全キーを離したものとして扱います。組み合わせにはCommandを含めないでください。
- WindowsキーやAlt+Tabでテストが終わる。 これらはシステムが受け取ります。ページはフォーカスを失うと押下中のキーを消去するので、もう一度押してください。
- テンキーを押すとShiftが外れる。 Num Lockがオンのとき、テンキーの1から9を押すとWindowsが一瞬Shiftを離したことにします。Windowsの仕様で、ゴーストではありません。
- 変換、無変換、かなキーの反応が不安定。 日本語入力(IME)がオンだと、一部のキーがIMEに処理されることがあります。テスト中はIMEをオフにして半角英数入力にしてください。
どこまでできれば十分?
ほとんどのゲームなら、WASDの組み合わせに合格すれば十分です。使う組み合わせがブロックされるなら、その操作を移動キーと同時に効くキーに割り当て直すか、NKROがあればオンにしてください。すべてのキーが1つずつ反応するかはキーボードテストで確認できます。
よくある質問
キーボードのゴーストとは何ですか?
いくつかのキーを同時に押したとき、押していないキーが入力されてしまう現象です。キーの配線にダイオードがない安価なキーボードで起こります。今のキーボードの多くは代わりに余分なキーをブロックするので、実際の症状は「押していないキーが出る」より「押したキーが効かない」ことのほうが一般的です。
ゴーストや同時押しの限界をテストするには?
このページでキーをいくつか押したままにして、カウンターを見てください。押しているキーはすべて光るはずです。ゲームの組み合わせを1つ選び、そのキーを全部押したままにして、すべて同時に光れば合格です。ほかのキーを押している間に1つだけ暗いままなら、その組み合わせはブロックされています。
ゴーストとキーブロックの違いは?
ゴーストは押していないキーが追加される現象です。ブロックは押したキーが落ちる現象で、確実に読み取れない組み合わせをキーボードがわざと報告しないために起こります。「アンチゴースト」をうたうキーボードが意図的に行っているのがブロックです。
NKROと6KROとは?
キーロールオーバーは、キーボードが同時に報告できるキーの数です。6KROは通常のキー6つと修飾キー(Shift、Ctrl、Alt、Windows)を同時に認識できるという意味です。NKRO(Nキーロールオーバー)は、すべてのキーを同時に押しても1つ残らず認識されるという意味です。
キーボードが6キーで止まるのはなぜですか?
USBキーボードの基本的なレポートには、通常のキー6つ分の枠と、8つの修飾キー用の1バイトしかありません。BIOSやどのパソコンでも動くように、多くのキーボードがこの形式を使っています。ゲーミングキーボードには、ソフトや説明書にあるキーの組み合わせでオンにできるNKROモードがあることが多いです。
Bluetoothキーボードは同時押しに弱いですか?
多くの場合、そうです。Bluetoothキーボードの多くは、基本的なUSBと同じ6キーのレポートを送ります。専用の2.4 GHzレシーバーを使うワイヤレスゲーミングキーボードなら、通常は本来の同時押し性能を保てます。
アンチゴーストとNKROは同じですか?
違います。アンチゴーストは押していないキーを作り出さないという意味だけで、組み合わせによってはブロックされることがあります。箱に「26キー同時押し対応」などと書かれていれば、そのキー同士は同時に効き、ほかのキーは効かないかもしれないという意味です。NKROはすべてのキーが同時に効きます。
ゲームには何キーの同時押しが必要ですか?
ほとんどのゲームで同時に使うのは4から6キーです。移動キー、ShiftやCtrlなどの修飾キー、スペース、アクションキー1つといった具合です。上のWASDの組み合わせに合格するキーボードなら、たいていのプレイヤーには十分です。音ゲーや1台のキーボードを2人で使う場合は、もっと必要になります。
キーボードのゴーストは直せますか?
キーボード自体では直せません。限界は回路で決まっているからです。同時に効くキーにゲームの操作を割り当て直す、NKROモードがあればオンにする、ハブやKVM切替器を通さずパソコンに直接つなぐ、といった対策ができます。





